うちわ作りにおけるトレースの方法

手作りうちわにどうしてもお気に入りのキャラクターを入れたい時、どうすればいいんだろう？
答えは簡単、模写したらいいんです。（作成前に下記の注意事項をお読み下さい。）
トレーシングペーパーなど模写する為の専用紙もありますが結構高額なので、ここでは書道で使う半紙や
薄いレポート用紙を使う方法をご紹介します。

《ご用意するもの》

1.半紙またはレポート用紙

2.鉛筆（2H程度・HB・2B以上の3種類）

3.消しゴム

4.モチーフとなる画

あくまでうちわ用紙に下絵として写す為のものなので、
おおまかなライン（位置を確認する程度の線・色の境界線）だけにしましょう。

手描きのうちわデザインにおけるトレースの仕方

(1)あらかじめうちわ用紙にモチーフとなる画の大きさを決めます。

(2)正確な大きさを計り、モチーフとなる画を拡大及び縮小でコピーします。

(3)ここからトレースの始まり！モチーフとなるコピー画と写す紙をズレないように固定します。

(4)鉛筆（HB）で、モチーフの輪郭及び必要な線を紙になぞっていきます。
その際、後からうちわ用紙に写すのでペン圧は控えめにして下さい。
モチーフにもペンの痕が残ってしまいます。

(5)半紙の裏に模写した箇所のみ鉛筆（2B以上）で塗りつぶします。

(6)うちわ用紙に位置を合わせズレないように固定し、
表の模写した線に沿って鉛筆（2H程度）でなぞります。（カーボン紙の要領です。）

【注意事項】
商業目的ではなく、個人がご自宅などで使う分には著作権や肖像権の侵害までには至りません。
注意して頂きたいことは、他者に貸し出す等の行為から、第三者の手に渡り複製をしてしまった
場合、「侵害」と見なされるケースがあります。
パソコンの編集ソフトを使用して完全に一致するレベルのトレースはしないで下さい。