ポケットティッシュ製作費を節約するには?安く作れる6つのポイント

2023/9/1

カテゴリー:製作ノウハウ

大量に無料配布しやすい販促ツールとして、人気の高いポケットティッシュ。
販促アイテムの中でも低単価という点も、人気の理由でしょう。

しかし、実は商品の選び方や発注方法によって、購入金額にかなり差が出ることをご存じでしょうか?!
今回は「ポケットティッシュ製作費を節約したい!」というアナタのために、安く作るための6つのポイントを解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、販促費を上手に節約してください!

※掲載している金額などはすべて「ポケットティッシュ本舗」の例です。

組数は「6w」を選ぶと安い

ポケットティッシュは一般的に「6w」「8w」「10w」という種類があり、「6w」が最も安価です。
「6w」は2枚重ね(ダブル)のティシュペーパーが6組入りという意味です。
8wや10wと比べて内容量は少ないものの、広告としての機能に差はありません。

ちなみに、組数による費用の違いは以下のとおりです。

■組数による費用比較:1,000個発注した場合

商品名金額単価
6w 無地・レギュラーサイズ3,630円3.630円
8w 無地・レギュラーサイズ4,257円4.257円
10w 無地・レギュラーサイズ5,005円5.005円

※2023年8月現在
※税込み価格

「1,000個必要だが費用はできるだけ節約したい」という場合は、「6w」を選ぶとよいでしょう。
実際、「6w」のポケットティッシュは販促品として定番であり、ポケットティッシュ本舗でもご注文の約6割が「6w」です。

参考記事:ポケットティッシュ6w・8w・10wの違いは?単価・売れ筋も解説

広告なし(自社で制作・封入)だと安い

広告の制作と封入を依頼しなければ、印刷代の節約になります。

広告なしのポケットティッシュの単価は約3.6円、広告あり(ラベル印刷)の単価は約8.8円です。
商品のみを購入し、広告は自社で制作・挿入することも検討してみてください。

■広告の有無による費用比較:1,000個発注した場合

商品名金額単価
広告なし レギュラーサイズ(6w)3,630円3.630円
広告あり(ラベル印刷)レギュラーサイズ(6w)8,778円8.778円

※2023年8月現在
※税込み価格

広告なしで発注する場合は、メリットだけでなくデメリットもありますので、よく確認したうで決めましょう。

■メリット
・費用を節約できる
・スケジュールを調整しやすい
・デザイン変更などが柔軟にできる。

■デメリット
・広告のデザイン、段取り、管理などの手間がかかる
・広告の印刷代や封入作業の人件費がかかる
・広告のクオリティチェックが難しい

ラベル印刷のほうがフィルム印刷より安い

広告ありでポケットティッシュを発注する場合は、「ラベル印刷」を選ぶと製作費を節約できます。

広告の印刷には、「ラベル印刷」と「フィルム印刷」の2つの方法があります。
「ラベル印刷」はオリジナル印刷のラベル(広告)を封入するもので、「フィルム印刷」は包装フィルムに直接広告を印刷するものです。

実際の費用を比較してみると以下のようになります。

■印刷方法による費用比較:1,000個発注した場合

ラベル印刷抗菌フィルム印刷
価格単価価格単価
8,778円8.7780円10,505円10.5050円

※レギュラーサイズ・6wで比較
※2023年8月現在
※税込み価格

1,000個発注する場合、ラベル印刷の単価は約8.8円、抗菌フィルム印刷は約10.5円です。
「広告も一緒に発注したいが極力低コストで!」という場合は、ラベル印刷を選びましょう。

なお、一般的に広告デザインを発注先に依頼すると、デザイン料がかかります。
たとえば、ポケットティッシュ本舗の場合は1件につき5,500円のデザイン料をいただいています。
自社でデザインしたデータを指定のフォーマットで入稿すれば、デザイン費用はゼロです。

大口になるほど単価が安くなる

一般的に、1度の発注個数が多いほど単価は低くなります。
従って事前に販促計画を立て、まとめてポケットティッシュを発注すると製作費を節約できます。

発注個数による費用比較は以下のとおりです。

■発注数別の費用比較

無地(広告なし)・レギュラーサイズ・6W

発注数価格単価
5002,409円4.8180円
10003,630円3.6300円
20007,040円3.5200円
300010,362円3.4540円
400013,684円3.4210円
500017,105円3.4210円
600020,405円3.4008円
700023,804円3.4006円
800027,159円3.3949円
900030,503円3.3892円
1000033,209円3.3209円
2000066,000円3.3000円

※2023年8月現在
※税込み価格

ただ、発注数が多い場合、荷物の個数や配送先の件数によっては配送料が加算されるケースもあります。
配送料についても発注前によくご確認ください。

参考記事:販促用ポケットティシュの単価は?ロットごとの価格を徹底比較!

オプションなしのシンプル発注だと安い

特に必要でない有料オプションはつけず、基本料金のみだと安く抑えられます。
オプションの種類は業者によって異なり、ポケットティッシュ本舗では以下のようなオプションがあります。

■ラベルの入れ方の変更
表面への封入から裏面のアドポケットへ差し込みに変更:+2.2円(税込)

■ティッシュペーパーの種類変更
水解性に変更:+0.33円(税込)
再生紙に変更:+0.33円(税込)

広告内容、配布場所、ターゲットなどによってはオプションをつけるのがベターな場合もありますが、節約重視ならシンプルな発注がおすすめです。

通常納期で発注したほうが安い

通常納期で発注すると特急料金などの追加コストがかからず、製作費を抑えられます。

以下のように、短納期の発注だとかなりコスト増となる場合があります。

■納期による金額比較:1,000個発注した場合

商品名金額単価
通常納期(4営業日発送)8,778円8.778円
短納期(1営業日発送)21,780円21.780円

※広告あり(ラベル封入)・レギュラーサイズ・6wの場合
※2023年8月現在
※税込み価格
※短納期対応ができない商品もあります。

ギリギリの発注で出費が増えないよう、計画的に余裕のあるスケジュールで進めましょう。

まとめ

今回は、販促用ポケットティッシュの製作費を節約するための6つのポイントについて解説しました。

・組数は「6w」を選ぶ
・広告を自社で制作・封入する
・広告ありで発注する場合はラベル印刷を選ぶ
・まとめて発注する
・オプションをつけない
・通常納期で発注する

以上をふまえてポケットティッシュの製作費を節約し、費用対効果の高い販促活動につなげていただければ幸いです。

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