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2023/9/1
カテゴリー:製作ノウハウ
オーパープリントにチェックが入っていませんか?
※ Illustrator機能 → オーバープリント
[ウインドウ] → [属性] で確認。
オーパープリントにチェックが入っていた。
□ 塗りにオーバープリント □ 線にオーバープリント
もしチェックが入っていたら外して下さい。
ドキュメント設定はCYMKになっていますか?
※ Illustrator機能 → ドキュメント設定
[ファイル] → [ドキュメントのカラーモード]で確認。
元々RGBで作成しており指摘を受け全体をCYMKに変換した。
RGBからCYMK変換した際に色をチェックして下さい。
RGBのドキュメント設定で作ったK100%の色をCYMKのドキュメント設定に
変換するとCYMK各色に色が分配されます。
見た目は黒ですが[C 78.52 %Y 82.42% M 81.25% K 66.41%]になるので
印刷すると濁った濃い色になります。
線幅は0.2以上ポイントですか?
※ Illustrator機能 → オーバープリント
[ウインドウ] → [線]で線幅確認。
0.1ポイント前後の数値になっている。
塗りのアンカーポイントが残ってそれを線と勘違いした。
画面上で見えるが存在しません。
印刷された紙に線として認識できるのは0.15ポイントがギリギリですが
紙質や湿度等の諸条件による刷り具合で印刷できない場合があります。
回避の為にも線幅は最低0.2以上ポイントにしましょう。
校正等のやりとりをしている(他部署でもちゃんとデータが開く)データなので大丈夫と勘違い。
ご入稿はaiデータ(CS3)になっていますか?
※ Illustrator機能 → 保存形式
[ファイル] → [別名で保存]でファイル形式を選ぶ。
PDFデータでのみ出稿経験者か、あるいは校正用データとして違う部署等に
メールを送るなどの作業をしているためアウトライン化やリンク切れへの意識が薄くなっていた。
あるいはデータは開くので入稿データとしても大丈夫と勘違いしている。
ご注意ティッシュラベルはPhotoshopでの入稿でもaiデータにしてから印刷します。
PDFとは紙に印刷するのと同じ状態を保存するためのファイル形式でなので、
一回、文字化けしない状態で保存していれば、例えフォントが無くとも
PDF形式で開く分には字化けしない状態で開きます。
但し、あくまでPDF形式内の事であり、アプリケーションが替われば、
その形式で開く事になりますので、そのアプリケーションに合っていないと当然何らかの不具合が生じます。
フリー素材はCMYKに変換してから使用していますか?
※ Illustrator機能 → アピアランスを分割+カラー編集
[オブジェクト] → [アピアランスを分割]後、[編集] → [カラーを編集]
グラデーションや透明効果に特色や自作のスウォッチが使用されている。
ネットのフリー素材は、Illustratorの機能を熟知している方々が作成されていますが、必ずしも印刷を目的として作られているとは限りませんので、アピアランスを分割後、CYMKに変換する必要があります。
必要なデータ以外のものを選択していませんか?
※ Illustrator機能 → 余計なポイントを削除
[選択] → [オブジェクト]の余計なポイントを選択。
デザイン作成の途中経過で、フォントのアンカーポイントが存在している
可能性があります。
ご注意余計なアンカーポイント(パス)を残さないようにしましょう。