2023/10/27
カテゴリー:カレンダー作成のコツ
毎年、年末になるとあちこちで配布される企業カレンダー。
従来は年末の挨拶回りに持参し手渡しするものでしたが、最近は郵送するケースも増えているようです。
しかし、いざカレンダーを送付する際には
「送付状は必要なのかな?」
「送付状はどんな文面にすればいい?」
という疑問が出てくるでしょう。
そこで今回は、名入れカレンダーを郵送する際に添える送り状の書き方や注意点について解説します。
基本テンプレートやコピペして使える例文も掲載していますので、ぜひご活用ください!
カレンダーを送るときは、送付状を添えるのがマナーです。
本来、カレンダーは1年間の感謝を伝える「ご挨拶」とともにお渡しするもの。
カレンダーだけ送ってしまうと、挨拶もなく失礼だと感じられ、印象が悪くこともあります。
せっかくのカレンダーを気持ちよく受け取っていただき、1年間愛用していただけるよう、きちんとした送り状を添えましょう。
カレンダーに添える送付状の書き方は、書類などを郵送するときに添えるビジネスレターと同様に考えて問題ありません。
以下に基本テンプレートをご紹介します。
このテンプレートを参考に、失礼のない送付状を作成しましょう!
送付状には下記のように①から⑩までの項目を記載します。
①日付
※一般的にビジネス文書では「吉日」は使用しません。
②宛先
③差出人情報
④表題
⑤頭語・時候挨拶文
⑥安否伺い(お送り先の繁栄)
⑦御礼
⑧用件(主文)
⑨お願い文
⑩結語
ご紹介したテンプレートに従って送付状を作成すれば、失礼のない形でカレンダーを届けられます。
しかし、「文面が事務的で味気ない」「個人的な感謝の想いを伝えたい」という場合は、独自のメッセージをプラスしてはいかがでしょうか。
会社宛てではなく個人宛てに送付する場合は特に、手書きにするとより好感度が上がったり、印象が強く残ったりするはずです。
テンプレートで言うと、以下のような内容を⑩の前に入れます。
手書きの場合は⑩の後のスペースに書き添えてもよいでしょう。
【健康祈念】
【お礼】
【営業に関するご案内】
そのままコピペしてお使いいただける例文です。
【1】
拝啓 寒冷の候、貴社におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本年も恒例のカレンダーを謹製いたしましたので、お送りいたします。
ご愛用いただければ、幸甚に存じます。
今後も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
敬具
【2】
拝啓 師走の候、貴社におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。
本年も格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
この度、来年のカレンダーを送付いたしましたので、ご笑納ください。
明年も変わらぬご厚誼の程、宜しくお願い申し上げます。
敬具
最後に、カレンダーを送る際の注意点をご紹介します。
カレンダーは年内にお渡しするのがマナーです。
ただし、10月や11月など早い時期に送ってしまうと、保管したまま忘れられる可能性があります。
12月上旬までに製作し、中旬には先方の手元に届くよう発送しましょう。
配送中にカレンダーに折り目がついたり破れたりしないよう、しっかりと梱包しましょう。
卓上カレンダーは封筒などに入れ、大型のカレンダーは丸めた状態で専用の梱包材(筒状ダンボールや三角ケースなど)に入れて発送します。
※カレンダーを郵送する際の料金や梱包方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
1番安いカレンダーの発送方法を経験者が伝授!梱包方法も分かります!
大切な取引先などについては、カレンダーを発送するタイミングで電話やメールにて年末のご挨拶を述べ、カレンダー送付の旨も伝えるとより丁寧です。
受け取りの時間指定ができる場合は、あらかじめ先方の営業日や時間を確認して受け取りやすい時間帯を選ぶとベターでしょう。