ノベルティ業者が解説!年末の挨拶で喜ばれる粗品10選と贈り方のマナー

2020/8/26

カテゴリー:カレンダー作成のコツ

年末の挨拶回りで困らない!喜ばれる粗品と贈り方のマナー・ルールとは

「年末の挨拶回りの時、どんな粗品を贈ると喜ばれる?」
「粗品を贈る(渡す)時のマナーやルールが分からない」会社員、特に営業職の方にとって、年末の挨拶回りは毎年の恒例行事です。
でも、年末を前にして上記のような悩みをお持ちの方は多いでしょう。

そこで、当ページではノベルティ業者に勤務する私が、次の4点について解説します。

  • 喜ばれる粗品の選び方
  • おすすめの粗品10選
  • 社名入りの粗品をお得に作る方法
  • 粗品を贈る時のマナーやルール

毎年お客様からご相談をいただく年末の粗品について、私の経験をもとにまとめました。
「何を」「どうやって」贈るかを決める参考にしていただけるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事が、粗品選びで悩むあなたのお役に立てば幸いです。

お客様・得意先に喜ばれる粗品の選び方

年末に贈る粗品としては、お菓子をはじめとした食べ物を選ばれる方が多いですよね。
でも、食べ物はすぐなくなるので、受け取った方の印象に残りにくいというデメリットがあります。

その点を考えると、「粗品・贈答品」というより「販促品・ノベルティ」を選ぶ時のように、次の3点を意識するのがおすすめです。

■季節性
年末に贈る粗品を選ぶなら、季節性を考慮しましょう。
極端な例ですが、冬にうちわや扇子を贈っても喜ばれません。
「冬に使いやすいかどうか」を考えて、選ぶことをおすすめします。

■実用性
「受け取った方が本当に使いやすいか」を考えて選ぶことも大切です。
実用性の低いモノを贈っても、先方に喜んでもらえません。

■インパクト
お客様や得意先に粗品を贈る目的は、これまでの関係をより良くすることですよね?
あるいは、ビジネス上の新たな関係づくりのために贈るケースもあるでしょう。
そのためには、会社名を覚えてもらえるようなインパクトのある粗品がおすすめです。

年末の粗品・贈答品におすすめのグッズ10選

次は、年末の粗品や贈答品におすすめのグッズを10商品ご紹介します!
ノベルティ業者に勤務するプロの視点で、上記のポイントを押さえたグッズを選んでみました。

カレンダー:挨拶回りの定番

年末の挨拶回りに持って行くモノと言えば、カレンダーですよね。
よくある既製品を選ぶとインパクトは弱いですが、デザインや機能性が受け取る方の好みにマッチすれば、とても喜んでもらえます。

また、カレンダーは1年間使ってもらえるため、会社やお店の名前を覚えてもらいやすい点もメリットです。
共有カレンダーとして使いやすい「壁掛けタイプ」だけでなく、狭いデスク上で使える「卓上タイプ」など
種類が豊富なのも嬉しいポイント。
単価100円代~作成できるので、大量発注したい方にもおすすめです。

人気ランキングを参考に、どんなカレンダーがいいか選んでみてください。

 

タオル:実用性が高いから喜ばれる

タオルも粗品の大定番ですが、実用性が高いのでもらって困るモノではありません。
とはいえ、よくある既製品(白いタオル)に社名を入れて贈っても、受け取った方の印象には残らないでしょう。

そのため、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルのように他社と違う形、あるいはデザインの商品を選ぶことをおすすめします。
1枚約300円~作成できますよ。

 

入浴剤:冬にもらうと嬉しい

冬にもらって嬉しい粗品と言えば、入浴剤です。
粗品としては少し珍しいから、受け取った方の印象に残りやすいはず。
お風呂好きの方に贈ると、印象に残るだけでなく大変喜ばれるでしょう。
1個約80円~という価格も魅力です。

お客様や得意先にお風呂好きの方がいらっしゃる場合は、おすすめですよ。

 

カイロ:季節性も実用性もバッチリ

入浴剤と同じく、カイロも冬にもらうと嬉しい粗品です。
あって困るモノではありませんから、特に外勤の方には喜ばれるはず。
また、コロナ対策として換気が推奨されている現状を考えると、内勤の方にも重宝されるでしょう。

いろんなタイプの商品があるので、ぜひチェックしてみてください。
1個10円代~ご注文いただけます。

カイロの商品一覧を見る

トイレットペーパー:印象に残るからおすすめ

他社とは違う粗品として、トイレットペーパーはいかがでしょうか?
季節性とは無縁ですが、実用性が高くインパクトも抜群です。

包装紙だけでなく、トイレットペーペー自体にも名入れ印刷できるので、オリジナリティの高い粗品になりますよ。
また、単価も約100円~と低コストです。

 

タンブラー:オフィスでも自宅でも使える便利グッズ

ペットボトル飲料の代わりにマイタンブラーやマイボトルを持ち歩く人って増えましたよね?
経済的でエコなだけでなく、オフィスでも自宅でも使えるからノベルティとして人気です。
もちろん、年末の挨拶回りでお渡ししても喜ばれること間違いなし!

年間を通して使えるから実用性はバッチリですし、オリジナル(カスタム)デザインのタンブラーならインパクトも抜群です。
単価は1,000円強とややお高めですが、お世話になっている方への粗品や贈答品にいかがでしょうか?

 

エコバッグ:レジ袋有料化後から大人気!

エコバッグはノベルティの定番グッズですが、2020年7月1日にレジ袋が有料化されて以降、さらに人気がアップしています。
エコバッグ単体でお渡しするも良し、カレンダーなど他の粗品・贈答品と一緒にお渡しするも良しと、いろいろな使い方が考えられますね。

バッグ本体に名入れ印刷すれば、会社のPRにも役立つはず。
単価も100円台~なので、気軽にオリジナルエコバッグを作成できます。

 

ボールペン:大定番ながら根強い人気!

会社名やロゴが印刷されたボールペンは、ノベルティ・販促品・記念品と、配布グッズの大定番!
とはいえ、実用性が高いから今も根強い人気を誇ります。

年末の挨拶回りでも、名入れ(会社名などを印刷すること)したボールペンは喜ばれるでしょう。
ライト付き、スマホ用タッチペン付きなど、多機能ボールペンも多数ございます。
ぜひチェックしてみてください。

 

加湿器:コンパクトタイプならデスクで使える

乾燥の気になる冬場に、加湿器を贈ると喜ばれるかもしれません!
コンパクトタイプならデスクの上でも使えるから、在宅勤務中の方にも重宝されそう。
もちろん、オフィスのデスクに置いてもお使いいただけます。

USBから充電できますし、単価も約800円とお手頃です。
季節性・実用性・インパクト全て揃ったアイテムではないでしょうか。

 

除菌ウェットティッシュ:感染症対策のお役立ちグッズ

感染症が流行する冬場におすすめしたいのが、除菌ウェットティッシュ!
年末の粗品や贈答品として、除菌効果のあるアルコールウェットティッシュをお渡しすると、大変喜ばれるはずです。

身の周りの除菌に使いやすくて便利ですし、単価が40円台~とお安いところも魅力。
いろいろな感染症が気になる今年の年末は、特に喜ばれるのでは?

除菌アルコールウェットティッシュの詳細を見る

会社名入りの粗品をお得に作る方法

会社名入りの粗品を年末に配る場合、予算との兼ね合いを考える必要がありますよね。
割引キャンペーンを利用する、もしくは大ロットで注文すると、お得に粗品を発注できます。

■割引キャンペーンを利用する
粗品や販促品・ノベルティの需要が高まるシーズンに向けて、割引キャンペーンが実施されることがあります。
時期や内容に差はありますが、ノベルティ業者のサイトをチックしてみると良いかもしれません。

■大ロットで注文する
小ロットで注文するより、大ロットで注文すると単価が安くなります。
「おすすめの粗品10選」でご紹介したカレンダーやタオルも、まとめて発注するとお得です。

なお、当店では先にご紹介したカレンダーやタオルなどの他にも、粗品としてご利用いただける商品を多数取り扱っております。
商品だけのご注文も可能ですし、小ロットのご注文にも対応可能です。

「こんな商品ない?」「会社名以外も印刷できる?」など、ご希望や不明点がございましたら、お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

 

ここまでは、年末の挨拶回りで喜ばれる粗品の選び方、おすすめの粗品について解説しました。
続いては、のしの選び方や挨拶状の書き方など、粗品を渡す時のルール・マナーをご紹介します。

粗品を渡す時のルール・マナーについて

粗品を渡す際、お客様や得意先に失礼がないようにしたいものです。
ルール・マナーをしっかりチェックしておきましょう。

挨拶に伺う時のマナーは?

年末の挨拶回りに伺う時は、次の5点に注意が必要です。

■事前にアポイントを取っておく
年末は誰もが忙しい時期です。
急に訪問して先方を困らせないよう、訪問日時のアポイントを取っておきましょう。

■上座と下座を確認する
挨拶回りで応接室に通された時は、上座と下座を確認してください。
基本的には入り口から1番遠い席(長テーブルで片側3席以上ある場合は中央)が上座です。
「どうぞおかけください」と声をかけられてから、下座に着席しましょう。

■粗品を渡すタイミングに注意する
粗品を渡すタイミングは、先方が座る前、または座った直後です。
必ず紙袋から出し、汚れなどないか確認してから正面を向けて渡してください。
※時間がある場合は事前に紙袋から出し、紙袋をたたんでおきましょう。

■仕事の話をするのはNG
挨拶回りの際は、あくまで挨拶だけで済ませるのがマナーです。
仕事の話をしたくなるかもしれませんが、日ごろの感謝を伝えてサッと挨拶を済ませましょう。

■滞在時間は短めに
繰り返しになりますが、年末は忙しい時期です。
先方にお時間を取らせないよう、挨拶は手短に切り上げましょう。
滞在時間としては訪問してから15分が理想的で、長くとも30分以内に抑えてください。

のしの種類や表記はどうすればいい?

年末に粗品を贈る時、のしは画像のタイプ(蝶結び)で問題ありません。
蝶結びの上部に「粗品」、下部に贈り主の名前(会社名や個人名)を記入します。
※記入の際は、筆ペンかサインペンを使いましょう。

なお、画像の用紙は「のしがみ(熨斗紙)」という名称です。
「のし(熨斗)」とは、実は右上の飾りのこと。
間違えないようご注意ください。

郵送してもいい?挨拶状の書き方は?

先方の考え方にもよりますが、年末の挨拶回りを省略して粗品を郵送しても、基本的には失礼に当たりません。
挨拶に伺うと先方にも時間を割いてもらうことになりますし、コロナ禍の今は訪問を嫌がる企業もあるはずです。

以下のような挨拶状を送付した後、別便で粗品を郵送することも検討されてはいかがでしょうか。
※電話やメールで挨拶を済ませた後に、粗品に挨拶状を添えて郵送してもOKです。

まとめ

年末の挨拶回りでお渡しする粗品を選ぶ時は、「季節性」「実用性」「インパクト」の3点を意識しましょう。
具体的に、ノベルティ業者の私がおすすめする粗品は、以下の10アイテムです。

  • カレンダー
  • タオル
  • 入浴剤
  • カイロ
  • トイレットペーパー
  • タンブラー
  • エコバッグ
  • ボールペン
  • 加湿器
  • 除菌ウェットティッシュ

挨拶に訪問する時は事前にアポイントを取り、15分くらいでサッと切り上げるのがマナーです。
粗品には蝶結びの熨斗紙(のしがみ)をつけ、蝶結びの上部に「粗品」、下部に「贈り主の名前」を筆ペンまたはサインペンで記入してください。

先方が忙しい場合やコロナ禍で対面の挨拶が敬遠されそうな場合は、挨拶状を送付・粗品を郵送しても問題ありません。
年末の挨拶回りで粗品をお渡しする際、お客様や得意先に喜んでいただけるよう願っております!

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